どうも個人投資家のHARA(@engineertamago)です。
この記事では、株式投資において、売上ではなく、利益を見るべき3つの理由について書きます。
売上と利益とは
念のため、サクッと、売上と利益の定義をお伝えしておきます。
売上とは
売上とは、企業が事業などを通して得た収入のことを指します。
例えば、100円のジュースを1万本売って得た収入100万円が売上です。
利益とは
利益とは、売上から、売上に必要となった経費などを差し引いて残ったものを指します。
例えば、先程のジュースの例で見てみます。
ジュース1本あたりの売上は100円。
1本あたりの人件費が50円、輸送費が20円、冷蔵代が10円かかる場合。(経費)
100円-80円=20円(1本あたりの利益)
20円×1万本=20万円。
これが、利益です。
株式投資の銘柄選びは、売上ではなく利益を見るべき3つの理由
勘の言い方は、上の説明で、察しているかもですが、念のためかんたんにまとめておきます。
売上より利益の方が未来につながるお金になるから
売上よりも利益を出している会社の方が、未来につながるお金をたくさん蓄えられていることになるので、今後の成長も期待できます。
ようは、利益は経費を差し引いて残った自由に使えるお金でもあるので、未来に投資をしていけるんです。
家計で例えるなら、使うべきところは使うけど、余計な出費がなく、しっかりと貯金を残せているようなイメージですね。

利益をしっかりと出している会社の方が安定感があるから(倒産リスクが低い)
上とつながってきますが、利益が多いと貯金も増えやすいということは、企業の安定性も増します。
つまり、倒産リスクが低いです。
なぜなら、仮になんらかの影響で、売上や利益が立たなくても、これまでに利益を残せていれば、数年間は貯金の切り崩しなども使って、存続させられるからです。
利益を出しているところの方が、事業効率がよく成長可能性も高いから

そして、利益が出せているところは、なんと言っても事業効率がいい、つまりコスパよく経営ができているんです。
例えば、先程のジュースの例だと、80万円を使って、100万円を作っている。
一方で、クラウド系のサービスで10万円を使って、100万円を作っているところがあったらどうでしょうか?
この時点で利益は、クラウド系サービスが上回っていて、尚且つ、同じ金額かけたら、80万で、800万円を作れます。
① 80万円▶︎100万円(ジュース)
② 80万円▶︎800万円(クラウドサービス)
つまり、8倍も効率がいいことになります。
それで、その800万円をさらにまわすと、、、、
そうゆうことですね。

利益率が高いところの方が、効率がよく経営ができていて、今後も成長可能性が高いんです。
とにかく、利益、利益率に注目せよ
最後にかんたんにまとめると、とにかくまず、利益、利益率を見て、その企業が,
・しっかりとお金を残せているのか
・効率よく経営ができているのか
を見て、良い企業かどうかを見極めましょう。
そうすれば、あなたの資産が増やせる可能性、チャンスも大きくなるかと思います。
※投資は自己責任でお願いいたします
それではごきげんよう。
こうゆう家計は、お金が必要になった時にすぐに立ち回れますし、健全そうですよね、こちらの方が。