というあなたに向けて、この記事では、サクッとエンジニアの業界研究できるように簡単にまとめました。
この記事を書いている僕(@engineertamago)は、営業短期離職から未経験でエンジニア転職を目指して現在奮闘中です。
その中で、エンジニア業界について、わからないことなどをネットや現役エンジニアに話を聞いてきたので、その知識をシェアできたらと書いています。
【エンジニア業界研究】エンジニア業界は、大きく分けて、4種類に分かれてます
エンジニア業界は、大きく以下の4つに分類されています。
それぞれについて、簡単にみていきましょう。
1、インターネット業界・ウェブ業界
2、情報処理サービス業界
3、ソフトウェア業界
4、ハードウェア業界
1、インターネット業界・ウェブ業界
まず第一に、インターネット・ウェブ業界です。
この業界のエンジニアは、以下の2つの企業(BtoB, BtoC)に分かれています。
ウェブサイト制作、ネットワーク構築、インターネット広告、企業向けのサービスを行う企業(B to B)
イメージとしては、例えば、どこかの老舗の会社のホームページがあって、そこの中には、ITに精通している人や専門家がいないので、かっこよく改善できない。
でもホームページを改善してブランド価値などを高めたい。
そんなときに、
「じゃあ、ホームページかっこよくしますね、加えて、こうゆう課題があるので、こうゆう風に改善して、こうゆう機能もつけますね」
みたいな感じで企業を相手に、ウェブサイト制作や改善などを行います。
ポータルサイト、SNS、ショッピングサイトなどの個人向けのサービスを提供している企業(B to C)
これのイメージは、例えば、食べログであったり、Twitterなどなどを想像をしてもらえるとわかりやすいかと思います。
いわゆる一般の消費者や個人に向けてのウェブサービスを提供します。
あなたのスマホのホーム画面を見ていただけたらわかると思いますが、そのほとんどがBtoC向けのWeb系企業が開発してきたものになります。
渋谷系ベンチャー企業でイケイケのところが多いイメージですね。(これはあくまで主観ですが)
2、情報処理サービス業界(Sier システムインテグレータ)

企業に情報システムの導入を行う際に必要となる全てのサービスを提供する業界です。
ハードウェア業界とソフトウェア業界の両方をカバーしていて、ハードウェア選定、データベース構築、ソフトウェアの開発・管理・保守の全ての業務を請け負います。
企業の業務内容や課題を分析し、業務効率化、課題解決、競合分析への浅酌コンサルティングも行う企業もあります。
さらに、Sier(システムインテグレータ)には、3つに分類されます。
これに関しては、どうゆう成り立ちかによって、強みや特徴が変わってくるので、3つに分類しました。
1、メーカー系
ハードウェアメーカーの情報システム部門が分社独立した企業が、メーカー系です。
メーカー製品と組み合わせたソリューションの提案に強みを持っています。
一般的に親会社から開発案件を受注してお仕事をします。
具体例としては、NECソリューションイノベータ、富士通エフ・アイ・ピーなどが挙げられます。
2、ユーザー系
一般的に商社、金融、製造系大企業の情報システム部門が分社独立した企業がユーザー系です。
金融や製造など、何かしらの親会社の専門性があるため、その専門性を発揮できるところに強みがあります。
具体例としては、新日鉄住金ソリューションズ、JRシステムなどが挙げられます。
3、独立系
どこの企業系列に属することなく、独立した企業が独立系です。
この場合、親会社から制約もないので、自由なシステム構成ができることが強みです。
具体例としては、富士ソフト、ITホールディングスが挙げられます。
3、ソフトウェア業界

ハードウェアの動作を制御するための手順や命令をまとめたプログラムのことをソフトウェアといい、その開発等を行う業界です。
ソフトウェアをイメージしやすいものとしては、OSなどですかね。IOSであったり、Androidであったりです。
もう少しを近いものだと、メール、表計算、ウェブブラウザ、メディアプレーヤーなどもソフトウェアです。
4、ハードウェア業界
パソコン本体や周辺機器(キーボード、マウス、モニター、プリンターなど)それらを構成する電子回路などの開発等を行う業界です。
イメージしやすいものとしては、パソコン、携帯、スマホ、家電、ゲーム機などが挙げられます。
最近では、IOTというな観点で注目されていて、例えば、アマゾンエコーなどはそのIOTの代表例です。
※IoTとは、
建物、電化製品、自動車、医療機器など、パソコンやサーバーといったコンピューター以外の多種多様な「モノ」がインターネットに接続され、相互に情報をやり取りすること。「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」と呼ばれることもある。
引用:コトバンク
こんな感じで、ざっくりとですが、エンジニア業界は以上の4つの業界に分類されています。
エンジニアと一言で言っても、このように似ているようで違う面も多いです。
なので、そのために準備することも変わってくるので、自分がどういった製品や技術に関わりたいかと考える一つの指標にしてみてください。
あと、これは僕も調べたり、話を聞きに言って思ったこととして、エンジニア業界は、同じ言葉でも捉えられ方が、曖昧だったり、広い意味で使われていたりと言うのがよくあります。
だから、
「これは絶対にこれだ!」
みたいな理解をすると、混乱してしまう可能性が高いです。
なので、あえて全体像とざっくりとした分類を頭に入れておくくらいがちょうどいいのかなと思います。(強制はしていない)
それでは、ごきげんよう。
◯エンジニアって、youtubeやネットの広告でよく見かけるけど、正直いまいちエンジニアとはと聞かれてもよくわからない
◯色々と種類があるらしいから、それぞれを理解して、自分が目指すエンジニア業界をざっくりとつかみたい